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Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice アマゾン チョイス)とは。Amazon出品者がベストセラー との違いも含めて説明します。

カテゴリー: ECモール

Moeno Nakano

           最終更新日: 2025.02.25

カテゴリー: ECモール

Amazonで商品を探している時に
「Amazonおすすめ」(旧 Amazon’s choice (アマゾン チョイス))というマークを見たことはありますか?

これはAmazonがユーザーに商品をおすすめする仕組みの1つです。

今回はこの「Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)」について詳しく説明していきます!

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)とは?

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)の概要

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)とは、 
Amazonが独自で商品をおすすめする仕組みのことです。

 

※現在は「Amazonおすすめ」表記に変更されています。



商品には、以下の画像のようなマークがついています。

Amazonは商品点数が多いため、”Amazonおすすめ”のマークが
ついている商品はユーザーに目を留められやすいでしょう。

“Amazonおすすめ”がつく基準は商品ページに
以下のように記載されています。

「”Amazonおすすめ”は、評価が高く、お求めやすい価格の商品をおすすめします。」

明確な数値での基準は公表されておりません
ユーザーの”お求めやすい”価格で良いレビューを増やしていくことが
“Amazonおすすめ”マークをつける近道です。

ちなみに、Amazonデバイスの「Echo」で商品を購入するときに
音声で案内される商品はAmazonおすすめがついている商品になっています。

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)が登場した背景

AmazonがこのAmazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)のマークを
始めた理由は何点かあります。

1つは、Amazonの出品商品が多く
ユーザーが購入する商品を迷ってしまうためです。
今や、Amazonの出品数は数億にも及ぶと言われており
同じような商品の中から選んで購入するのは難しくなってきています。

それに加えて最近はカスタマーレビューへの
信頼が薄くなってきているのも事実です。

Amazonなどのレビューは純粋なレビューだけではないと言われており、
レビューを元に購入することに抵抗がある人も増えています。

こういった理由を踏まえてAmazon自身が商品をオススメをする
“Amazonおすすめ”が登場したのです。

 

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)は検索キーワードにつく

検索キーワードによって
“Amazonおすすめ”がつく商品は変わります。

基本的に検索キーワード1つに対して
“Amazonおすすめ”マークは1つのみです。
しかし、マークがついていないこともあります。

スモールキーワードよりもビッグキーワードで
“Amazonおすすめ”のマークがついていた方が
セッション数が増える可能性が高いです。

 

意図的にマークをつけることはできませんが
検索キーワードによって”Amazonおすすめ”が
つく商品も変わるということを覚えておきましょう。

ベストセラー とスポンサー広告との違いは?

商品につくマークは、他に2種類あります。
「ベストセラー」と「スポンサー広告」です。

それぞれについて説明していきますね。

ベストセラー

商品をみていると、”Amazonおすすめ”だけでなく
以下のような「ベストセラー」というマークがついている
ことがあります。

これもAmazonがユーザーに対して商品をおすすめする仕組みです。

ベストセラーは、各ジャンルのうちで
売れ筋ランキング1位の商品に一定期間つくマーク。

よく売れている商品につくため
返品率やカスタマーのレビューは考慮されず
売れた数が関係していると考えられています。

“Amazonおすすめ”は評価も大切になってくるため
その点が違いといえるでしょう。

また、”Amazonおすすめ”のように
検索キーワードにつくマークではなく、
ASINにつくマークになっているため検索キーワード1つに対して
複数のベストセラーマークがついていることもあります。

例:「コンタクトレンズ」と検索すると
ベストセラーマークがついている商品が2つ出てくる。
(サブカテゴリー:コンタクトケース・ソフトコンタクトレンズ)

 

スポンサー広告

Amazonで商品を探していると以下の画像のように
「スポンサープロダクト」というマークがついている商品を
見ることもあるのではないでしょうか?

これはスポンサープロダクト広告といい
Amazon内広告のことです。

Amazonが表示しているわけではなく
出品者自身がオススメしたい商品を表示させているもの。
出品者で入札額などを調整している点が
“Amazonおすすめ”との違いと言えます。

スポンサー広告の仕組みや運用方法について詳しく知りたい方は
以下の記事をご参考にしてください。

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)の注意点

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)のマークが全てではない

“Amazonおすすめ”マークがついているだけで
ユーザーの目を引くのはもちろんですが
“Amazonおすすめ”マークがついていない商品が
他の商品よりも劣っているというわけではありません。

“Amazonおすすめ”はAIが判断しているとも言われており
基準が不明確です。
「条件を満たしているから”Amazonおすすめ”マークがつく!」
というわけではありません。

Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)は本にはつかない

“Amazonおすすめ”マークは本にはつきません。
レビュー数が十分で評価が高く
配送が早い商品にも”Amazonおすすめ”マークが
ついていません。

配送に時間がかかってしまうことや
電子書籍のkindleがあることが理由だと考えられています。

まとめ

今回は「Amazonおすすめ(旧 Amazon’s choice)って何?」という
疑問を持っている方に向けて書きました。

この”Amazonおすすめ”は
Amazonが商品をオススメする仕組みで
意図的につけることはできないものです。

出品者の基礎知識として
“Amazonおすすめ”やベストセラーなどについて
知っておくことも大事でしょう。

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この記事を書いた人

Moeno Nakano

ECモールコンサルティング事業部。主にAmazonの運用を担当しています。好きな食べ物は白米です!

     

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