BLOG > ECモール>【Amazon運用者必見】Amazonカスタマーレビューはなぜ必要?対策方法まで解説します!
みなさんAmazon運用においてカスタマーレビュー対策をされていますか?
Amazonカスタマーレビューは売上を上げていくために必ず対策をすべき部分です。
今回はAmazonカスタマーレビュー対策のメリットから方法まで、分かりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。
Amazonカスタマーレビューとは
「Amazonカスタマーレビュー」とは、商品ページ上で公開されているお客様の意見や感想のことです。
ユーザーの約9割がレビューによる購入決定もしくは辞退を経験したことがあるというデータもあるほど、レビューの影響力は大きいものです。
ユーザーが購入を決めるきっかけとなるレビューについてしっかり理解し、対策を行いましょう。
Amazonカスタマーレビューの種類
Amazonカスタマーレビューには「出品者評価」と「商品レビュー」の大きく2つの種類があります。
それぞれについて解説していきます。
出品者評価
「出品者評価」は、商品とは別で出品者自体に評価がつきます。
- ・包装や発送方法について
- ・出品者へのメッセージ対応について
- ・商品のコンディションについて
などの投稿が行われることが多いです。
「出品者評価」は商品ページ内の出品者の部分をクリックすると確認できます。
商品レビュー
「商品レビュー」は商品ページ内に投稿されるものです。
商品(ASIN)別に投稿が可能となっています。
以前は役に立ったボタンの数で表示順位が決まっていましたが、最近は投稿が新しい順に並ぶ仕様に変更になりました。
Amazonカスタマーレビューを充実させるメリット
ユーザーの購入の決め手になること以外にも、Amazonレビューの対策をしておくメリットはたくさんあります。
今回は5つご紹介します。
①カート獲得率の向上
Amazonは、1商品につき1ページという決まりがあり、【カートに入れる】をクリックするとカートを獲得している出品者から購入することになります。
カートボックス獲得率とは、ユーザーが商品を購入するときにカートを獲得している割合のこと。
Amazonが提示しているカート獲得の基準は以下の通りです。
ショッピングカートボックスの利用資格者となるかどうかの判定には、注文不良率、キャンセル率、出荷遅延率が指標として使用されます。これらの指標値が良ければ、ショッピングカートボックスの獲得となる可能性が高くなります。
引用元:Amazon出品者ヘルプ
出品者評価は上記の「注文不良率」に影響するものです。
レビュー対策をしっかり行い、カート獲得率の向上を目指しましょう。
②アクセス数向上
Amazonでは検索画面では、レビューの条件で絞り込みをすることが可能です。
どんなに良い商品でも、レビューが0件だと絞り込みの検索結果から除外されてしまいます。
レビューが入っていない、もしくはレビューの評価が低いと、ユーザーに見つけてもらえる可能性が低くなってしまうのです。
★平均4以上をキープして、絞り込みの結果で上位表示されるように、レビューの管理を行いましょう。
③CVR向上
皆さんはAmazonで買い物をするとき、AとBどちらの商品を購入しますか?
商品情報も確認されると思いますが、多くの方は直感的にAを購入されるのではないでしょうか。
このように、商品ページへのアクセスを増やしてもレビュー対策ができていないと購入までつながらない状態となります。
商品ページの充実に加えてレビュー対策も行い、CVRを最大化させましょう。
④SEO向上
レビューの数が多く、より評価が高いレビューが多いと、良いページ・良い商品と判断され、SEOに影響します。
上記でお伝えしたCVRもSEOの基準の1つとなっています。
▼SEOについてはこちらの記事をご確認ください。
⑤商品改良に活かせる
Amazonレビューは実際に商品を使用したユーザーのお声が集まる場所です。
つまり、良い評価も悪い評価も商品改良のヒントにすることができます。
(シャンプーの商品改良例)
- ・「ボトルが使いにくい…」→中身が出しやすいボトルに改良
- ・「香りが苦手…」→香りの種類を増やす
- ・「使い方が分からない…」→商品ページに使い方を明記
レビューを参考にして商品改良を行うことで、ユーザーの満足度も上がり、レビュー平均やCVRが向上していくこと間違いなしです。
Amazonカスタマーレビューの獲得方法
次に、Amazonカスタマーレビューの獲得方法についてお伝えします。
Amazonはレビューにおける規約が厳しいため、公式のツールを活用して対策を行いましょう。
①レビューリクエスト
Amazonでは購入者にレビュー投稿を促すために、「レビューリクエスト」機能というものがあります。
(Amazonセラーセントラル>注文管理>注文の詳細をクリック)
「レビューをリクエストする」を押すと、システムを通じてレビュー依頼を送ることが可能です。
ワンクリックで依頼ができるため、簡単にレビューの対策をすることができますね。
②Amazon Vine
「Amazon Vine」とは。Amazonのトップレビュアーへ、商品を無料で提供し、商品レビューを投稿してもらえるプログラムです。
ブランド登録されている、かつ商品詳細ページのレビュー数が30件未満である商品が対象となります。
レビューリクエストと違い、1ASIN:20,000円(税込)が発生しますが、レビューの投稿確率はAmazon Vineの方が高いです。
(基本的に30件投稿される予定ですが、レビュアーが投稿をしない場合もあるため、25〜26件で投稿が終了する可能性もあります。)
「レビューリクエスト」「Amazon Vine」ともに、ネガティブなレビューが投稿される可能性もあります。
高評価を獲得するためにも、基本的なお客様対応などはしっかり行った上で上記の対策を行いましょう。
Amazoカスタマーレビュー獲得における注意事項
Amazonのカスタマーレビューについては禁止されている事項があります。
規約に違反するとアカウントの停止につながる可能性もありますので、規約を理解した上で対策を行いましょう。
▼禁止されている事項
- ・ユーザーに直接連絡を行うこと
- ・レビュー投稿に対して報酬を提供すること
など
詳細は公式ページに記載されているため、ご確認ください。
(参照:Amazon公式HP「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」)
まとめ
今回は売上を最大化するために欠かせない、Amazoカスタマーレビューについて解説しました。
規約を把握した上で、対策を行っていきましょう。
この記事を書いた人
Minori
Amazon事業部所属。商品ページの充実から広告運用まで、毎日PDCAを回してAmazon運用のお手伝いをしています!クライアントさんとの横のつながりを大切にできる人になる!
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