BLOG > ECモール>【Amazon SEOとは?】上位表示を目指すための対策ポイント
このページへ来られたあなたは
「 Amazon で SEO 対策したいけど何から取り組めばいいの?」
「そもそも Amazon での SEO 対策って何?」
と悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。
売上に繋がる Amazon の SEO 対策について具体的な方法を詳しく解説していきます!
Amazon SEOが大切な理由って?
Amazon SEO とは
「SEO」とは、Googleで使用されている検索エンジン最適化のことです。
ユーザーが検索したキーワードに応じて、適切な記事を提供しています。
SEOについてきになる方はこちらの記事をご覧ください!
Amazonでは、検索をして商品を探す人がほとんど。
この検索エンジン最適化は、Amazonでも利用されており、
「Amazon SEO」と呼ばれています。
SEOが反映されるのは、検索結果ページのオーガニック検索という部分です。
広告などを除いた部分に表示されます。
Amazonは、「世界で一番お客様を大切にする企業」という企業理念を、
とても大切にしています。そのため、SEOで上位表示する商品も、
ユーザに最適なものであるというのが、絶対条件です。
どんな商品を上位表示するか決めるアルゴリズムが「A10(A9)」と言われています。
それでは、Amazon内でSEOをあげるメリットについて詳しく見ていきましょう。
SEO をあげるメリット
Amazonは有名で市場規模が大きく、様々な企業や個人が出品しており、
出品商品数がとても多いことが特徴です。
その分競合が多く、その中から自分の出品している商品を選んでもらわなければなりません。
ちなみに、「ダイエットサプリ」と検索すると、
「検索結果2000以上のうち…」という表記がされます。
つまり、2000以上もの競合がいて、その中から選んでもらわなければいけません。
そのためには、できるだけユーザーの目に入る機会を増やし、
興味をもってもらう必要があります。
広告を回せば、目に入る機会を増やすことはできますが、
お金をかけずに、ユーザーに見てもらう機会を増やす1番の方法が「SEO対策」です。
先ほども述べた通り、Amazonではキーワードを検索して商品を探す人がほとんど。
さらに検索をする人の70%は、2ページ以降は見ないという傾向にあります。
また、「65%の人は最初から3つの商品(SEOが1・2・3位)」を
「35%の人は最初の(SEO1位)の商品」をクリックすると言われており、
少しでも上位表示をさせて、クリックされることが大切なんです。
つまり、「1ページ目に掲載すること」
「SEOの順位をできるだけあげること」に注力すれば、
クリックされる可能性や売上を上げることができる可能性が高くなるということになります。
以上の理由から、売上アップのためにAmazon SEOの順位をあげることが大切です。
次は、どんな商品が上位表示されるのかを詳しく解説していきます。
上位表示される商品とは?
ユーザーが検索したキーワードに関連している商品かどうか
商品ページにキーワードが多く入っていると、ユーザーが求めている商品と
関連性の高い商品だと判断され、上位表示される可能性が高まります。
そのため、ユーザーが検索したキーワードが商品ページに多く入っているかどうかが大事です。
自社の商品がどんなキーワードで検索されているかどうかを知り、
そのキーワードを商品ページに盛り込みましょう。
商品が売れているかどうか
売れている商品は、ユーザーに人気の商品と判断されます。
自分自身が商品のオススメをするとき、
人気がなく売れていない商品をオススメしようとは思いませんよね。
Amazonでの売れている商品の判断基準は、”直近の売上をあげる”ことです。
「直近の期間」というのが、いつの期間を指すのか公表されていません。
良質な購入レビュー
Amazonのユーザーは、レビューから比較して購入する人が多く、
レビューの数や質が大切です。
Amazonではレビューの評価が5つの段階に分けられ、
一緒にコメントを入れられるようになっています。
ーーーーーーーーーーーー
5:非常に良い
4:良い
3:普通
2:悪い
1:非常に悪い
ーーーーーーーーーーーー
レビューの数が多く、より評価が高いレビューが多いと、
良いページ・良い商品と判断され、SEOに影響します。
ちなみに、「4」以上の評価のレビューが3つ以上あれば
SEOだけでなくCVRにも関係するそうです。
また、レビュー数が10件以上溜まると、質をみられると言われています。
競合よりも良質な購入レビューが入っているかどうかということも
大切な判断基準になるでしょう。
CVRが高い
CVRとは、コンバージョン率のことで、セッションに対しての購入率のこと。
言い換えると、ページを見に来たユーザー(セッション)の中で、
購入に至った人の割合を示す数字です。
CVRが高いと良いページだと判断され、上位表示されやすくなります。
私たちができることは、商品ページにきたユーザーが
購入に至るまでの意思決定をスムーズにすることです。
商品ページの最適化はもちろん、早く発送されるか(FBA発送か)、
在庫が切れていないか、お急ぎ便が使えるか、
決済方法が多彩かなどもCVRに関わってきます。
以上4点が、SEOが上がる商品の条件でした。
では、ここからは具体的な対策方法について解説していきます。
具体的なAmazon SEOの対策方法
商品ページにキーワードをたくさん入れて最適化を繰り返す
■キーワードを探し出す。
まずは、ユーザーが検索する適切なキーワードを探し出しましょう。
キーワードには「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」があります。
「ビッグキーワード」は、メジャーなキーワードのことで、
「スモールキーワード」は、ビッグキーワードの形状や詳しい特徴を表すキーワードのことです。
自社の商品をどんな人に使ってもらうのかを常に考えながら、この2つを使い分けましょう。
キーワードの見つけ方は2つあります。
1、サジェスト
検索キーワードを入力すると、
それに関連した”よく一緒に検索されているキーワード”が表示されます。
以下の赤で囲んでいる部分のことで、これをサジェストと言います。
「ダイエット」と検索している人が、よく一緒に検索しているキーワードです。
多くの人が検索しているため、検索ボリュームが大きいと考えられます。
2、セラースプライト
Amazon内での月間検索ボリュームを調べる外部ツールです。
プランによって、月額料金がかかってきます。
一緒に調べられているキーワードや
ASINごとに調べられているキーワードを細かく知ることが可能です。
ぜひ利用してみてください。
■商品ページ最適化
キーワードを見つけ出したら、商品ページの最適化を行っていきましょう。
最適化を行うことで、検索ページのクリック率(CTR)やCVRをあげることができます。
<商品名>
商品名は、検索ページに表示される部分なので
SEOだけでなくCTR(クリック率)を高める部分にもなります。
検索結果ページ一覧で、クリックしてもらうためには、商品名を工夫しましょう。
検索結果表示ページでは、以下のように
「商品画像」「商品名」「レビューの数と質」「価格やポイント」などの情報しか表示されません。
SEOで上位表示するためには、左側から必要なキーワードを入れて、
できるだけ分かりやすく情報を詰め込みましょう。
<商品の仕様>
「商品の仕様」は商品の説明を、最大で5つ入れることができます。
PC上では、以下のようにタイトルの下に表示されるので、ユーザの目に入りやすくなっています。
スマホ版では、「詳細」という部分に上3つのみが表示され、
下2つの説明文は、クリックをしないと表示されません。
そのため、上から3つ目までに伝えたい情報を盛り込むといいでしょう。
<商品紹介コンテンツ>
PC上でもスマホでも、商品ページのトップページから
少しスクロールしたところにあり、「商品の説明」と書かれてある部分に該当します。
以下の画像が商品コンテンツの例です。
①画像のみを貼る。
②画像と文章で説明することができる。
③Amazonに出品している自社商品のラインナップ
画像とテキストで説明することができるため、
商品についての情報をより詳しくユーザーに伝えることができる部分です。
様々な見せ方があるため、適切なものを選び作成するといいでしょう。
ここでもキーワードを意識していれてください。
<商品画像>
SEOには直接関わってはきませんが、CVRに関わってくるのが、商品画像です。
画像なので、視覚的に伝えたい情報を伝えることができます。
最大で9枚入れることができますが、商品ページに表示されるのは7枚です。
スマホでは、スクロールしないと次の画像をみることはできないので、
スクロールしてもらうために、画像に流れを作ることが大切になってきます。
>>amazonの画像について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
■注意すること
商品ページの最適化にあたって、注意することがあります。
それが「薬機法」です。
商品の説明をする際に「表現」に規制をかけているもので、
医薬品として誤解させないこと、間違ったことを伝えたり、
過剰な期待をさせたりしないことが基本的な考え方となっています。
商品によって表現の範囲が決まっているので、随時確認してくださいね。
またAmazonならではの薬機法もあります。
▼参照
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=202210820
薬機法に引っかかってしまうと、商品の出品が停止されてしまう可能性があるため、
細心の注意をはらって商品ページを作成しましょう。
薬機法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
売上をあげる方法
■広告を回す
SEOをあげるためには、直近の販売件数をあげることが必要だと最初に述べました。
直近の販売件数をあげるためには、広告を回すというのも一手です。
Amazonでは、
「入札額(1クリックあたりの課金金額)×関連性(広告の設定情報とユーザーの関連性)」を
基に広告をランク付けし、オークションを行って、どの広告を表示するかを決定します。
Amazon内広告は、様々な種類があります。
基礎や種類について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
すぐに簡単に始めることができる広告が「スポンサープロダクト広告」です。
ちなみに「スポンサープロダクト広告」を使うことができるのは、大口出品者のみです。
スポンサープロダクト広告について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
■価格の最適化
最適な価格を設定することも売上を上げる方法です。
以下のような売り方は、以前では当たり前に行われていました。
ーーーーーーーーーーー
販売価格を下げる
→大量に売れる
→売れ筋ランキングに載る・SEOが上がる
→販売価格を上げる
ーーーーーーーーーーー
しかし、最近では価格の設定に幅があると、検索順位が下がったり、
最悪の場合、販売を停止されてしまったりするので注意しましょう。
お客様のことを考えた価格に設定することが、売上を上げる1番の近道です。
まとめ
以上が、「Amazon SEO」についての解説でした。
- ・AmazonSEOは、
「検索キーワードへの関連性 × 商品パフォーマンスの高さ」で判断される - ・適切なキーワードを探し出し、商品ページに盛り込み最適化する
- ・レビューを増やし、CVRを高める
- ・広告を回し、価格を最適化して売り上げをあげる。
すぐにできる商品ページの最適化から行うことをおすすめします。
SEOをあげて売上の最大化を目指しましょう!
このブログを書いているHide&Seekは、
Amazon、楽天、yahoo!の運営代行を行っている福岡の会社です。
「ECモールに出店したいが、リソースを割く余裕がない」
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この記事を書いた人
Riko
Amazon事業部所属。複数のクライアントさんの Amazon運用を行なっております。 「当たり前をあなどらない」人になりたい!このページを読んでくださった方の力になれるよう、ブログ執筆に奮闘中
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