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【Googleレスポンシブ広告(RDA広告)】特徴から設定方法まで徹底解説!

カテゴリー: 広告運用

Sayo Yoneda

           最終更新日: 2025.01.21

カテゴリー: 広告運用

広告運用に携わる方であれば、必ず目にする「レスポンシブ広告」。

現在ではGoogle広告をはじめ、SmartNews Adsなど、多くのWEB広告プラットフォームでこの仕様が採用されています。

しかし、
「そもそもレスポンシブ広告とは何?」
「どう活用すれば効果的?」
といった疑問を抱える方も少なくありません。

 

本記事では、レスポンシブ広告の基本的な仕組みから、
その設定方法、活用のコツまで、初心者にも分かりやすく詳しく解説します!

 

レスポンシブ広告とは

「レスポンシブ広告」とは、PC、スマホ、タブレットなど異なるデバイスに応じて、
広告のレイアウトを自動で最適化し表示する仕組みを持つ広告のことです。

 

簡単に言えば?

複数のデバイスに適した広告をいくつも個別に作成する手間を省き、
あらかじめ設定した「アセット」を基に、最適なデザインで自動的に配信してくれる仕組みです。

つまりスマホ用・タブレット用など、それぞれに合わせた広告をいくつも作らずとも
決められたアセットを用意すれば配信面にすっぽり収まるデザインで配信してくれます

 

アセットとは?

アセットとは、広告を構成する要素のことを指します。
例えば:

  • 画像
  • ロゴ
  • 見出しテキスト
  • 説明文

これらのアセットを用意するだけで、レスポンシブ広告は様々な広告枠に収まる最適な形で配信されます。

 

レスポンシブ広告の種類

レスポンシブ広告には、以下の2種類があります:

  1. レスポンシブ検索広告(RSA:Responsive Search Ads)
    → 検索結果画面に表示される広告形式。
  2. レスポンシブディスプレイ広告(RDA:Responsive Display Ads)
    → Googleディスプレイネットワーク(GDN)で表示されるバナー形式。

今回は特に レスポンシブディスプレイ広告(RDA広告) に焦点を当て、
入稿規定や設定方法、注意点について詳しく解説していきます。

 

 

>>>レスポンシブ検索広告について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

レスポンシブディスプレイ広告(RDA)について

1セットで多様な掲載面に対応可能

RDA広告では、一度設定したアセットが自動的に「サイズ」や「フォーマット」に最適化され、幅広い広告枠に対応します。

例えば、300×250のバナー広告枠にも、文字だけのテキスト広告枠にも適応可能。

これにより、通常のディスプレイ広告ではカバーしきれない多くの掲載面に広告を表示できます。

 

 

上の画像が広告の例になります。

 

基本は画像とテキストでレイアウトされていますが実は、上記の300×250のサイズで表されているようにテキストのみで表示する場合もあるのです。

 

また、レスポンシブディスプレイ広告を使用するには4つのアセットを 入稿する必要があります。

 

 

これらのアセットを入稿するだけで 配信面に合った全てに配信できるので、とても便利ですね。

 

レスポンシブディスプレイ広告の入稿規定

RDA広告を作成する際には、以下のアセットを用意する必要があります:

画像

動画

広告文

 

これらを正しく準備することで、多様な広告枠への表示が可能になります。

 >>>GDNについては詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

レスポンシブディスプレイ広告のメリット

効果的な運用をするには、レスポンシブディスプレイ広告のメリットを理解しておかなければなりません。

1. 幅広い配信面に対応できる

RDA広告の最大の強みは、配信面が圧倒的に広がる点です。

例えば、通常のバナー広告では指定したサイズ(例:300×250)の枠にしか表示されませんが、RDA広告ではGoogleのアルゴリズムが最適化を行い、その他のサイズやフォーマットにも適応します。これにより:

  • ターゲット層の拡大
  • インプレッション(表示回数)の増加
    が期待できます。

 

 

実際の成功例

CTR(クリック率)が通常のディスプレイ広告の2倍に向上したり。

CV(コンバージョン)が81%増加した事例も報告されています。

 

2. 機械学習による最適化

 

RDA広告はGoogleの機械学習を活用し、配信データに基づいて最適な組み合わせを自動で選択します。

これにより、広告運用者が一つ一つ細かく最適化を行う手間が軽減されます。

 

3. 時間とコストの節約

画像やテキストを一度設定するだけで配信準備が整うため、制作時間の短縮にもつながります。

特に、多数の広告を制作する必要がある場合に効果的です。

 

レスポンシブディスプレイ広告の注意点

便利なRDA広告ですが、運用する際にはいくつか注意点があります。

1. テキストが画像全体の20%を超えないこと

画像に含まれるテキスト量が20%を超える場合、審査に通らない可能性があります。画像のデザイン段階で注意が必要です。

2. 画像の端がトリミングされることを想定

広告スペースに収まるよう、画像の各辺が最大5%トリミングされることがあります。重要な要素は画像の中央付近に配置するよう工夫しましょう。

 

RDA広告の設定方法

ステップ①:キャンペーン内で「+」をクリック

Googleにおける、レスポンシブディスプレイ広告の設定の仕方は以下の通りです。 ①〔広告と広告表示オプション〕をクリックします。そして青いボタンの〔+〕をクリック。

 

 

ステップ②:「レスポンシブディスプレイ広告」を選択

 

 

ステップ③:必要事項を入力

  • 最終ページURL
  • 画像とロゴ
  • 広告見出し(短いもの、長いもの両方)
  • 説明文

会社名すべて入力後、「保存」をクリック

 

 

これでレスポンシブディスプレイ広告の設定は完了です。

 

レスポンシブディスプレイ広告の運用のコツ

最後にレスポンシブディスプレイ広告を運用する上で、大切なことをいくつかご紹介したいと思います。

1. 広告とLP(ランディングページ)の一貫性

広告とLPが一致しない場合、クリック後の離脱率が高まります。

特に、広告で伝えた情報がLPのファーストビューに反映されているか確認しましょう。

 

ユーザーがサイトにアクセスして最初の2~3秒で「このサイトは自分が見たかったものだ」と認識してもらうためには、広告とファーストビューの一貫性が必要不可欠となります。

 

2. 高速PDCAサイクルを意識

 

 

レスポンシブディスプレイ広告では PDCAサイクルを速く回すことが大きなカギです。

RDA広告は簡単にアセットを更新できるため、積極的にテストを行い、効果的な組み合わせを見つけることが重要です。

 

3.テキストだけでも広告として成り立つように作る

上記したようにレスポンシブディスプレイ広告ではテキストのみで広告が表示される場合があります。

 

そのため、テキストだけでも内容が分かるように作る必要があるのです。

 

 

運用側からすると「画像」と「テキスト」を同時に入稿するので双方の組み合わせで考えてしまいがちですが、テキストだけで表示される場合も想定した上で作成しましょう。

4. ユーザーターゲティングを細かく設定

無駄な配信を減らすため、ターゲットの条件を絞り込むことで、効果を最大化させましょう。

 

例えば女性へ向けた商品の広告を男性へ表示しても、CVには繋がりにくいですよね。

 

 

その場合男性は除外しターゲットとなる層へ多く配信されるように調整してください。

 

そうすることで、効率的かつ効果的にレスポンシブディスプレイ広告を活用することができます。

 

まとめ

レスポンシブディスプレイ広告は、Google広告の中でも非常に柔軟で効果的な広告形式です。

しかし、その魅力に甘んじず、適切な運用や注意点を踏まえた使い方を心がける必要があります。

 

自動化や機械学習の進化に伴い、今後ますます進化していくRDA広告。

この流れに乗り遅れないよう、基本をしっかり押さえた上で、活用していきましょう!

 
 

この記事を書いた人

Sayo Yoneda

Webコンサル事業部所属。Web広告の記事LP作成から運用まで一貫して行っております。日々勉強中です。

     

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