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【これからスマートニュース運用する人必見!】2022年版スマートニュース攻略法

カテゴリー: 広告運用

Dai

           最終更新日: 2022.07.25

カテゴリー: 広告運用

最近の広告運用はどれも媒体審査が厳しくて難しい。特にアドネットワークやDSPはもう配信出来ないから、スマートニュースやグノシー、LAPなどの媒体をこれから攻略していかないといけない。

そう悩んでいる広告運用者も少なくはないのでしょうか?

 

今回はその中でも長年広告媒体として多くの運用者が参入してきた御三家の一つスマートニュースへの広告配信のポイントをこれから運用する方向けに詳しく説明していこうと思います。

 

1.そもそもスマートニュースとは?

そもそもスマートニュースとは、株式会社スマートニュースが運営しているスマートフォン用のニュースサイトのこと。

現在のアクティブ数は日米合算で月間2000万人。

以下のような分布になっております。

 

 

ポイントとしては、

主に働く20~50代が多く、約半数以上が年収500万以上を占めているという点。

リテラシーが高いユーザーが多く、納得して欲しいものを買うというユーザーが多いです。

また、働く世代が多いため、朝の時間帯に最も使われているニュースアプリ、1日に何度も使う愛用者が多いのも特徴的です。

 

 

また、ユーザーの興味関心に合わせて表示されるニュースが最適化されるので、リピートされやすく、合間時間で見たくなるニュースサイトとなっています。

2.スマートニュースの配信面の特徴

スマートニュースの配信面は大きく分けて2つ。

・フィード面(Channel View)

・記事面(Smart View)

と呼ばれるもの。

 

そのほかにも、

Cover Story Video Ads

1Day Premium TOP Video Ads

Premium Video Ads

といったものがありますが、主に認知度UPのためのブランディング施策といった感じなので、基本的にCV獲得を目的とした運用ではあまり使うことはありません。

スマートフォン用のニュースメディアのため、スクロールで記事の見出しを見やすいのが特徴的です。

3.スマニューの配信の始め方

商品審査

スマートニュースで広告を配信するためには、まずはアカウント開設をおこないます。(アカウント開設申し込みフォーム)

アカウント開設の際には同時に商品LP審査が行われるので、薬機法、景表法に違反しないように注意しましょう。

キャンペーン作成

1:キャンペーンの目的を選択

まずはキャンペーンの目的を選択し、配信デバイスを選択します。商品のCVを目的とする広告配信がメインなら、一番下の「Website Conversions」を選びましょう。

2:オーディエンスの選択

続いてオーディエンスを選択します。

性別や年齢を細かく選択できるので、商品のデモグラに合わせて選択することをおすすめします。より多くの予算を使用したい場合は始めから性別、年齢を選ばずに配信しましょう。

また、Smart News面詳細指定ですが、もしCPA重視で慎重に配信をしていくなら、フィード面のみに配信面を絞り込むことをおすすめします。理由としては、クリエイティブの良し悪しをフィード面のみのクリエイティブで判断がしやすくなるのと、単純に記事面よりもフィード面の方がCVRが高い傾向にあるためです。

また、記事面は配信ボリュームが少なく、あまり予算が使われないので、配信をしたからと言ってかなりの予算が使われるわけではありません。

3:キャンペーンに使用する予算

続いてキャンペーンに使用する予算を設定していきます。

基本的には、

 

入札方法:自動&クリック(cpc)

優先目標:コンバージョン数

最適化に利用する予算期間:1日あたり予算

目標CPA:目標CPA

通算予算:使いきれなさそうな金額

一日あたり予算:目標CPAの2倍〜3倍の金額くらい

 

にて設定をします。

スマートニュースには独自のアルゴリズムがあり、自動で目標に応じた最適化を行なってくれます。その際に、優先目標を目標CPAにしていると、かなりの速度で配信がシュリンクしてしまい、広告が配信されなくなってしますので気をつけておきましょう。

また、一日あたりの予算に関しては、クリエイティブテストをなるべく行えるように、日予算は多めに設定設定しましょう。

4:キャンペーン情報

最後にキャンペーン情報を入力します。

わかりやすいキャンペーン情報を入力し、最初に登録した商品の広告主名を入力します。

また、クリエイティブ種類は画像クリエイティブ&オフを選択します。もしここでStory Creativeを選ぶとカルーセル広告と呼ばれる横にスクロールできるクリエイティブを入稿することができます。

最後にクリエイティブの配信では、「クリック&コンバージョン最適化」を選択しましょう。選ぶことで、自動でCTR、CVRが高いクリエイティブの広告に予算が寄るように調整されます。

 

広告入稿

キャンペーン作成が終わったら、続いて広告入稿です。

新規クリエイティブ作成というボタンから、クリエイティブを入稿できます。

入稿する必要があるのは、左の「160*160、300*300、1200*628」の三つのサイズで、右のサイズは推奨されておらず、入稿する必要は特にありません。

 

また、注意点として、フィード面に表示されるのは、「1200*628」のサイズの横幅が端から100ほどずつ削られたサイズのものになるので、もしもフィード面のみで配信を行うのであれば、160*160、300*300のサイズは入稿用のものがあれば、それ以上に作る必要がないのと、1200*628のサイズがリサイズされて中途半端なバナーにならないように注意する必要があります。

 

テキストに関しては、「説明」の項目はフィード面では表示がされないので、フィード面のみの配信であれば、入稿できる程度の文章を入れておくだけで大丈夫です。

タグ設置

最後にタグの設置。タグには大きく分けて2つの種類があります。それぞれの機能と、発行方法を説明いたします。

1、コンバージョンタグ

コンバージョンタグはその名の通り、コンバージョンを計測するために必要なタグになります。このタグは必ず設置する必要があります。

 

また、コンバージョンを元に最適化が行われるので、コンバージョンに対しての最適化を行うか、マイクロコンバージョン(記事からLPへの到達)を元に最適化を行うかで設置場所を変更しましょう。

 

基本的には購入完了ページへのタグ設置で良いですが、なるべく早く最適化を完了させたい、完了ページだとタグの発火がしづらい、といった問題がある場合はマイクロコンバージョンの位置にタグを設置するのがおすすめです。(タグは同じなので、記事→LP→購入完了ページの場合、LPにタグを設置するだけで大丈夫です。)

タグの発行箇所

タグの発火は、キャンペーンを作成した後に、キャンペーン情報が表示されるので、そこからタグを発行することができます。

 

また、一つのアカウントに対して1つのCVタグが与えられるので、どのキャンペーン内からコンバージョンタグを取得しても同じものになります。

2、ピクセルタグ

ピクセルタグは、オーディエンスリストを作成するのに使います。ピクセルタグを設置することで、そのページへ訪れたユーザーの情報を保存することができます。

 

保存したユーザー情報を元にリマーケティングリストを作成し広告を配信したり、コンバージョンしたユーザーの類似ユーザーリストを作成して広告配信を行うこともできます。

タグの発行場所

配信開始

広告の審査が通り、タグの設置まで完了すれば、あとは広告を配信するだけ。配信をONへと切り換えて開始しましょう。

 

スマニューは朝に見る人が多いので、配信を開始するなら日付が変わったタイミングが理想的です。

 

4.2021年のスマートニュースの傾向

さて、スマートニュースの配信までの流れは上記の通りですが、web業界は情報の流れが早く、毎年広告を当てる傾向が変わってきます。2021年では、特に薬機法が厳しくなり、広告になれてきたユーザーが増えてきたことが挙げられます。

 

クリックされやすい見出しや画像でCTRを上げるよりかは、初めから商材の画像と、商材の特徴に焦点を当てたキャッチコピーでクリエイティブを作成し、商品の良さ、他にはない強みを伝えることを意識した記事が獲得につながりやすい傾向にあります。

 

スマートニュースさんの最近の広告種類の集計も以下のようになっており、商品をいきなり紹介する流れが3割以上を占めています。

 

5.スマートニュース攻略で大事な3つのポイントは

ポイント1:クリエイティブテストは8割テキスト

スマートニュースの配信面は左にテキストが来ているため、ユーザーの目に最初に止まるのはテキストになります。

確かに画像の差によってCTRも変わりますが、テキストをテストすることによって、大きくて2%ほどの差が出てきます。

 

おすすめのやり方としては、商品画像、使用イメージ画像の2枚に対して、それぞれテキストをテストし続ける流れが良いです。

 

目標のCTRは、最低でも1%、理想は1.5%以上は目指せるようにテストをしていくましょう。

 

ただし、CTRだけを意識して商品とは関係ないようなテキストを作ってしまうと、遷移後の離脱率がかなり高くなるのでご注意ください。

 

ポイント2:クリエイティブテストは毎日

どの媒体も大体そうですが、クリエイティブテストはなるべく毎日行いましょう。クリエイティブの種類によって、クリックしてくれるユーザーの世代や性別も変わってくるので、より多くのユーザーデータが集まり、学習の質が上がります。

 

スマートニュースの最適化により、CPAが変化し始めるのに30CVは必要と言われていますが、その数値に到達するまでにも、よりたくさんのクリエイティブをテストすることで、より長く好調な配信を行うことができます。

 

ポイント3:「内訳」を定期的に確認する

スマートニュースの管理画面では、「広告マネージャーベータ版」という画面にて、あらゆる項目ごとに配信結果の内訳を確認することができます。

最適化の進み方によって、どこの項目がより費用対効果がいいかが分かれてくるので、定期的に確認してみましょう。

年齢や性別でCTRやCVRに差が出るのはよくあることですが、確認してみると、通信キャリアや通信回線ごとでも、大きく差が出てることがあるので、CPAを手っ取り早く安定させたいのであれば、内訳を確認して調整を行っていくのが良いでしょう。

6.まとめ

ここまで説明したスマートニュースですが、日に日に広告慣れをするユーザーも増えてきており、好調な広告の傾向も毎月変動しています。ここ1年でもかなりの変化がありました。今回お伝えさせていただいた攻略もあくまで現状での攻略の仕方の1つです。他にも攻略の仕方があったり、時が経てば通用しなくなることもあり得ます。

 

結局もっとも重要なのは、時代の流れに負けないように日々情報を集めPDCAを回していくことが一番です。そんな情報収集とPDCAへの近道に繋がれば幸いです。

この記事を書いた人

Dai

Web広告4年目。毎日記事のPDCAとクリエイティブ作成を必ず行い、Webマーケティングを追求することに明け暮れています。人の意見より数字しか信じられなくなってしまった社会不適合者。猫は好きです。

     

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