BLOG > ECモール>競合調査からわかるAmazonでの売上アップ戦略を教えます!
日本のAmazonマーケットプレイス4億点以上の商品が存在します。
そんな4億点ものなかで、を販売すると考えると、
「まず何からすればいいのか」と誰しも困惑するはずです。
ズバリ!まずするべきことは「Amazon内競合調査」。
しかしその方法はAmazonが教えてくれるものではありません……。
今回は誰も教えてくれない「Amazon内競合調査」の方法をお伝えします。
大切なのは「Amazon内」で行うこと
商品設計の時点で、ベンチマークしている商品があると思います。
ただAmazonで販売する上で、そのベンチマーク商品を競合として販売しているままでは、一向に売上アップには繋がりません。
なぜかというと、自社サイトとAmazon内では販売している商品も違えば、販売方法も異なるからです。
きちんとAmazon内での競合調査を行い、商品を分析して売上げアップを目指しましょう。
売れている商品と売れていない商品を見極める
まずはAmazon内で売れている商品を探すことが大切です。
競合商品がAmazon内で売れていなければ意味がありません。
Amazon内で売れている商品かどうかを確認するために、「ランキング順位」を調べましょう。
商品ページに商品のランキングが掲載されています。
まずはベンチマークしていた商品のランキングをチェックしてみてください。
ランキングはカテゴリで分かれて掲載されています。
注意していただきたいのが、大きいカテゴリで見ること。
小カテゴリでは商品の母数が少ない場合があるため、母数が多い大カテゴリを参考にしてください。
今回は商品点数の多い「ビューティーカテゴリ」と「ドラックストアカテゴリ」のランキングと月の販売件数予測を掲載しています。
ただしランキングは販売件数によって<リアルタイム>で変動しており、以下の販売件数は現時点(2021年9月30日時点)の件数目安なので、参考程度に確認してください。
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■ビューティーカテゴリ(化粧品類)
〜500位 :月3000件〜
501位〜1000位 :月900件〜3000件
1001位〜3000位 :月350件〜900件
3001位〜5000位 :月200件〜350件
5001位〜10000位:月60件〜200件
10001位〜 :月60件〜
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■ドラッグストアカテゴリ(健康食品・サプリメント類)
〜500位 :月4000件〜
501位〜1000位 :月2000件〜4000件
1001位〜3000位 :月1200件〜2000件
3001位〜5000位 :月600件〜1200件
5001位〜10000位:月150件〜600件
10001位〜 :月150件〜
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ベンチマークしていた商品のランキングと売上件数はいかがでしたか?
自社サイトで販売している場合とAmazonで販売している場合とでは、売れている商品が違うことがあります。
その理由はAmazonにはAmazonや楽天などのECモールのみで販売するモール専売商品というものが存在するからです。
このモール専売商品については後ほど説明します。
売れている商品がどういったキーワードで獲得されているか調べる
売れている商品がわかったところで、つぎはその商品がどういったキーワードで獲得できているか調べましょう。
Amazonの検索欄で「商品名」を入力してください。
その際にサジェストで出てきたキーワードが、獲得されているキーワードです。
他にもAmazon内の商品キーワードを調べる有料の外部ツールがあります。
Amazonではキーワードが重要になるため、ツールなどを利用して調査と分析を行いましょう。
モール専売商品を参考にする
モール専売商品を参考にするのも一つの手です。
モール専売商品とはECモール内だけで販売している商品。
言ってしまえばモール内で売上を上げるためのマーケティングノウハウが集約されている商品です。
ランキング上位を専売商品が占めているのも納得します。
そのため売上アップに悩んでいる方は、商品と同じカテゴリの専売商品の売り方を参考にしてみるといいでしょう。
その商品の「タイトル」「商品説明文」「商品画像」に注目してみてください。
Amazon内でユーザーにどう見せるかが考えられているので、より売上をアップするためのページづくりとして参考になります。
Amazonで売上アップをするには自社とは違う競合調査が必要
このように自社サイトとAmazonでは売れている商品も違えば販売方法も違います。
そのため、Amazon内で売上をアップするためには「Amazon内競合調査」が必要なのです。
そのため売上アップのためにAmazon内で売れている商品の競合調査と分析を行い、Amazonユーザーに合わせた販売戦略を立てていきましょう。
この記事を書いた人
Akane
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