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【2022年最新版!】グノシー広告の設定方法や運用のポイントを解説!

カテゴリー: 広告運用

Chisato

           最終更新日: 2022.07.25

カテゴリー: 広告運用

グノシー広告攻略サムネイル

国内で6,400万インストールを突破し、ニュースアプリの中でもトップクラスの人気を誇るGunosy(グノシー)。

 

そのユーザーの多さから、広告媒体として配信を検討している運用者の方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなグノシーでこれから運用型広告の配信を検討している方向けに、配信設定の方法や運用のポイントについて説明していこうと思います。

そもそもGunosy(グノシー)って?

株式会社Gunosyによって2013年にリリースされたニュースアプリ。

 

2021年10月地点で、姉妹アプリを含め累計で国内6,400万インストールを突破。

ユーザーの生活により密着し、欠かせないアプリの一つとして利用されています。

Gunosy Adsの特徴

グノシー広告には、主に認知目的で広告枠を買い取って配信する「予約型広告」と、コンバージョン目的の配信に適した「運用型広告」の2種類があるのですが、今回は「運用型広告」について紹介していきます。

 

グノシー広告の運用型広告は、ニュースアプリ『Gunosy』の他、以下の3つの姉妹アプリにも配信されます。

 

・LUCRA(ルクラ)

・ニュースパス

・auサービスToday

 

では、それぞれのアプリのユーザー情報(デモグラ)について説明していきます。

 

Gunosy(グノシー)

暇つぶしアプリの決定版。

性別、年代層問わず、幅広いユーザー層から支持されています。

~ 参照 ~

ニュースパス

ビジネス関連の記事閲読率が高い傾向にある情報収集アプリ。

ユーザーの年齢層が比較的高めで、50代以上のユーザーが多くを占めています。

~ 参照 ~

 

LUCRA(ルクラ)

20代以上の女性を中心に、幅広い年代の働く女性の多くが利用している最新トレンドアプリです。

~ 参照 ~

auサービスToday

どんな時でも使えるオールインワンアプリとして、50代以上を中心に支持されています。利用者の男女比はほぼ半々に貼っています。

~ 参照 ~

配信開始までのSTEP

配信準備は以下のようなスケジュールで進めていきます。

では、それぞれのSTEPについて詳しく説明していきます。

商材の掲載可否確認

広告の配信準備を始める前に、まずは配信を希望するクライアントや商材が掲載可能かを確認する必要があります。

Gunosy Adsの管理画面から専用フォームに飛び、必要事項を記載のうえ送信しましょう。

~ 引用 ~

申し込み(アカウント発行依頼)

専用フォームでの掲載可否の確認後、配信を希望するクライアントや商材の掲載許可が下りたら、発注フォームより管理画面アカウントの開設を依頼します。

~ 引用 ~

キャンペーン作成

アカウントの解説が完了したら、管理画面にログインしキャンペーンを作成します。

配信枠選択で『Gunosy Adsに配信する』を選択すると、グノシーニュースパスLUCRAauサービスTodayの4つのアプリへの配信が1つのキャンペーンで可能になります。

 

グノシーが提携する外部メディアへの配信を希望する場合は、『Network Adsに配信する』を選択します。

 

入札方法は、自動入札によるCPA最適化がグノシー広告の強みであるため『自動(UOP-CPA最適化)』を選ぶのをおすすめします。

以下の項目は一度キャンペーンを作成すると後で変更ができないので注意しましょう。

 

・広告主体者名

・表示形式

・入札形式

・広告タイプ

・トラッキングツール

・OS

・性別

タグ設置

キャンペーン作成が完了したら、コンバージョンタグ・(必要に応じて)マイクロコンバージョンを設置します。

 

コンバージョンタグ・マイクロCVタグをどちらも発行すると、タグは全部で以下の4つになります。

 

・LPタグ

・コンバージョンタグ

・LPタグ(マイクロCV用)

・マイクロコンバージョンタグ

 

広告をクリックした際、直接LPに飛ばずに記事広告などを挟む場合のタグの設置方法は以下の通りです。

 

記事などを挟まず、広告クリック後に直接商材LPに飛ばす場合は、商材LPのbody内にLPタグコンバージョン地点のbody内にコンバージョンタグをそれぞれ設置しましょう。

 

設置が完了したら、コンバージョンタグの管理画面からタグの発火テストを行うことができます。

コンバージョンテスト用のURLを発行し、そちらにアクセスしてコンバージョンテストを行ったあと、『コンバージョンログを確認する』ボタンから発火状況を確認します。

上の画像のように「コンバージョンが計測できました」という文言が表示されると、テストは成功です。

 

広告入稿

ここまでが完了したら、広告を入稿していきます。

 

バナーサイズは1つの広告に対し2つ用意しましょう。

横長画像であるバナー(大)は、600px×360pxまたは1200px×628pxのもの、

正方形画像であるバナー(小)は140~1080pxの範囲で縦横比1:1の画像を用意します。

それぞれの容量は1MB以下と決まっています。

 

その他の規定は以下の通りです。

 

・ファイル形式:JPEG/GIF/PNG ※アニメーションGIF不可

・形状:角丸不可

・ロゴ・テキストは保証領域内への挿入を推奨

・保証領域線上で、ロゴ・テキストが切れて著しく視認性が損なわれる場合はNGとなります

 

また画像の掲載が保証されている領域は中心から80%以内となっているため、画像にテキストを入れる場合や、特に注目してほしい部分がある場合は注意しましょう。

~ 引用 ~

 

管理画面の「画像」のタブから、画像をあらかじめアップロードしておくこともできます。

あらかじめまとめてアップロードしておくと、入稿のときに「既存の100件から選ぶ」から画像を選択できるので便利です。

 

審査に1~3日程かかってしまうので、テストをスムーズに行うためにクリエイティブはあらかじめ多めに用意しておきましょう。

 

初動入稿は15本以上を推奨されているため、まずはテキスト5種×画像5種の25パターンを用意しておくと安心です。

~ 引用 ~

配信開始

広告の入稿が完了すると自動的に広告の審査に入り、審査に承認されると広告の配信が可能になります。

入稿時に広告の配信ステータスをONにしていると、広告が承認され次第配信が開始されてしまいます。

 

広告の配信ステータスを停止にしておくか、キャンペーンのステータスを一時停止にしておき、配信を開始したいタイミングでステータスをONにすることをおすすめします。

運用するうえで抑えたい3つのポイント

初動の設定のポイント

配信のセグメントは、商材のターゲットに合わせて年齢や性別をなるべく絞っておきましょう。

日予算はクリエイティブの検証のために、目標CPAの3倍を目安に設定します。

 

目標CPAが高く日予算を設定しづらい場合や、低予算から配信を開始したい場合はMCV運用を検討してください。

(MCV運用を実施する場合は、コンバージョンタグをマイクロコンバージョンの計測地点に設置します。)

PDCAの回し方

1.1回に配信するクリエイティブの目安は4~6本程度を推奨

※クリエイティブは2週間~1か月ほどで摩耗するので、1週間に1度は新しいものを追加しましょう

 

2.10,000impを目安に、CTRは0.8%以上を目標に

・CTR0.2%以下のクリエイティブは停止

・CTR0.3~0.8%であれば上位の半分は残し、下位の半分は停止

・CTR1.0%以上のクリエイティブがあれば、それ以下のクリエイティブは停止

 

広告掲載順位はCPMによって決められ、CTRが高いほど視認性の高い枠に掲載されるので、まずはCTRが高いクリエイティブを見つけられるように様々なパターンを入稿しておくと良さそうです。

 

女性向けの案件であればCTR1.0%以上を、男性向けの案件であれば0.8%以上を目指しましょう。

また、商材やLPCVRにもよりますが、MCVRは3~4%以上あると良いです。

 

それぞれのクリエイティブの特徴が分かってきたら、以下のように精査していきます。

~ 引用 ~

 

ある程度好調なクリエイティブが見つかってきたら、好調パターンのテキストの一部や画像を変更した類似パターンを入稿していきます。

 

また、日予算を上げるごとに入稿本数も増やしていきましょう。

※日予算10万円に対し、クリエイティブは15本以上が理想的です

その他の注意点

Gunosy Adsでは、同一の商材でキャンペーンを複製して同時に配信すると、同じアカウント内においてもカニバリが発生してしまいます。

 

年代を細かく分けたい場合や、性別やOS等を分けてテストしたい場合以外は、基本的に1商材につきキャンペーンは1つで配信していくのが無難です。

 

また、記事のテストについてですが、基本的に何か変更がある場合には再度審査にかける必要があります。

薬事法や景表法の範囲内であれば再審査は不要なこともありますが、入稿後に大きな変更があった場合はペナルティの対象になることもあるので注意が必要です。

 

ペナルティが規定の回数を超えてしまうとアカウントが使用停止になってしまう可能性もあるため、リダイレクトページを使用した記事の出し分けなども止めておきましょう。

最新アップデート情報

新広告フォーマット

2021年7月に新たな広告のフォーマットとしてカルーセル広告がリリースされました。

「カルーセル広告」については、こちらの記事で詳しく解説していますのでよければご覧ください。

 

複数の画像を使用して訴求したいサービスや商品の詳細を表現することができるため、CVRの向上が見込めます。

実際にマンガアプリの広告や、ゲームアプリ、占いや人材系などさまざまな案件において通常広告よりカルーセル広告のほうがCTRやCVRが向上した事例もあるようです。

~ 参照 ~

 

配信を希望する場合は、管理画面からキャンペーンを作成する際に表示形式の項目で『カルーセル』を選択しましょう。

CVRターゲティング

2021年9月に『CVRターゲティング』という新機能がリリースされました。

 

こちらは、キャンペーンごとに推定CVRの高いユーザーを切り出して配信セグメントを行う機能です。

媒体全体に対して5~30%のユーザーボリュームを選択することができます。

管理画面の『CVRターゲティング』項目を「有効」にすると配信比率を選択することができます。

※入札方法に「UOP-CPA最適化」が選択されている場合のみ

 

通常より配信対象が縮小するためボリュームを出したいときには不向きな機能ですが、最適化を早めたい初動の時期や効果が不安定な時期に活用すると、効果の改善が期待できます。

 

CV数が7日間で30件以上ついた場合はボリュームとクリエイティブの摩耗が懸念されるため、無効化を推奨しています。

まとめ

今回はグノシー広告について説明してきました。

この記事が、これからグノシー広告の運用を検討している方のお役に立てば嬉しいです!

 

この1年でもいくつかのアップデートがあったり、好調な商材の傾向が変化したりと、他の媒体と同様に常に変化のある媒体です。

そのときどきの媒体状況や傾向を把握して運用していけると良いですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

Chisato

WEBコンサルティング事業部所属。 好きなものは古着屋さんと犬と韓国料理!

     

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