BLOG > ECモール>【2025年最新】FBA(フルフィルメントbyAmazon)とは?メリット・デメリットを出品者・購入者に分けて完全徹底紹介

FBAのメリット(出品者・購入者)
ここでは出品者のメリットと購入者のメリットの2つに分けて紹介します。
出品者のメリット5つ
出品者としてのメリットは以下の5つ。
- ・商品状態を管理してくれる
- ・商品の梱包から配送までを行ってくれる
- ・FBAを利用するとprime対象商品になる
- ・検索結果の表示が上位になる
- ・ショッピングカートボックスの獲得率が上がる
1つずつ見ていきましょう。
FBAにする出品者のメリット1:商品状態を管理してくれる
FBAを利用するにあたって、まずは商品をAmazonの倉庫に入庫する必要があり、
入庫手配中、「賞味期限」「有効期限」などの入力が求められます。
賞味期限が近づいたものは自動的にAmazonから案内があり、
賞味期限が切れたものは自動的に出品が停止となる仕様です。
FBAにする出品者のメリット2:商品の梱包から配送・カスタマーサービスまでを行ってくれる
フルフィルメントをAmazonに委託するサービスなので当然といえば当然。
一度でもAmazonで商品を注文したことがある方ならあの頑丈な梱包をとても魅力的に思えるはずです。
また、商品を配送したあとのカスタマーサービスもAmazonが行ってくれます。
通常の問い合わせから返品まで、Amazonが窓口に立ってくれるのは安心ですね。
ただし、何かあった場合はAmazonから連絡がくるので確認を漏らさないようにしましょう。
Amazon内での出品者としての評価が下がってしまい、最悪の場合出品停止となります。
その場合はAmazonで売り上げた金額が振り込まれないなんてことにもなりかねませんのでご注意を。
FBAに登録して出荷から配送、カスタマー対応までAmazonに委託することで、
商品企画・マーケティングなどのその他の業務に力を注ぐことがで可能です。
FBAにする出品者のメリット3:FBAを利用するとprime対象商品になる
FBAを利用するとその商品には「primeマーク」がつくようになります。
「primeマーク」はAmazonプライム会員に対して表示され、
検索結果の一覧ページや商品一覧ページなどあらゆるところで多くのプライム会員の目に止まりやすくなります。
プライム会員にとって「primeマーク」が表示された商品は、
お急ぎ便やお届け日時配送を無料で利用できるため、すぐに商品が手元に欲しい場合は、購買意欲が高まる1つの要素となります。
またAmazonではプライム会員獲得に力を入れているため
「primeマーク」の認知度や利便性は年々上がっています。
なんとアメリカでは2024年3月時点でプライム会員数が1億8000万人に達し、過去最高を更新するほど人気です。そういった背景には、FBAが提供する配送のスピードも起因しているでしょう。
参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-17/SC267MT0AFB400
FBAにする出品者のメリット4:検索結果の表示が上位になる
FBA商品は優先的に検索結果で上位表示されます。
上位表示されることで商品詳細ページへのアクセスもアップし、
売上につなげることができます。
Amazon内のSEOについての詳細はこちらで詳しく説明しています。
ぜひご覧ください!
FBAにする出品者のメリット5:ショッピングカートボックスの獲得率が上がる
FBA商品は優先的にカートを取得することが可能です。
カート取得率を高めることで、ユニットセッション率や売上がアップする可能性が高まります。
Amazonで出品をするにあたって、
ショッピングカート取得率についての知識はマストです。
購入者のメリット3つ
- ・Amazon primeが使える
- ・マーケットプレイス保証がある
- ・「代金引換」を利用できる
購入者にとってもメリットがあることは販売を行う上でとても大切なことです。
FBA商品を購入するメリット1:Amazon primeが使える
「24時間365日出荷」「翌日届く」「配送先がAmazonなので安心」などなどprimeになることで購入者に与えるメリットは多くなります。
別の言い方をすると、Amazon primeを契約している人にとって、prime対象ではないことが購入を避ける大きな要因になります。
「prime対象だったら翌日届くから他のショップから買おう」
「合わせ買い対象商品と一緒に買いたかったから他のショップから買おう」
という行動を促さないようにFBA発送を設定しましょう。
FBA商品を購入するメリット2:マーケットプレイス保証がある
通販はもちろんAmazonでも一番気になるのが配送トラブル。
「代金を払ったのに2週間も届かない」「出品者と連絡がとれない」など、
webでの購入が一般的になった今でも耳にします。
購入者にとってAmazonが保証してくれることが安心材料となります。
幅広い層に買っていただけそうですね。
FBA商品を購入するメリット3:「代金引換」を利用できる
購入した商品がFBA商品だと、ユーザーが「代金引換」を利用できるようになります。
電子決済が主流となってきている現代ではクレジットカード利用者は格段に増えてきていると言えますが、一定数クレジットカードを利用しないユーザーがいることを忘れないように。
常にどんなユーザーにもお届けできるような状態にしておけると機会損失もなくなります。
FBAを採用するデメリット4つ
続いてデメリットをあげていきます。
- ・手数料がかかる
- ・Amazonの倉庫に入庫する必要がある
- ・一度amazon倉庫に入庫すると、商品の状態(コンディション)を変えづらい
- ・Amazon倉庫に何かしらあった場合配送が滞る
こちらも1つ1つ見ていきましょう。
FBAにするデメリット1:手数料がかかる
商品管理から配送までを行ってくれるということで、その分の手数料がかかってきます。
その手数料は大きく2つ。
「配送代行手数料」と「在庫保管手数料」です。
詳しくは以下に記載がありますのでご確認ください。
▼FBAの料金プラン
http://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/fee.html
FBAにするデメリット2:Amazonの倉庫に入庫する必要がある
・商品情報の入力
・商品へのラベル貼り
などの工数は発生します。
あとは商品を倉庫まで送る配送料もお忘れなく。
FBAにするデメリット3:一度amazon倉庫に入庫すると、商品の状態(コンディション)を変えづらい
作業をしたことがないと少し分かりづらい内容になりますが、
Amazon倉庫への入庫を申請する段階で「商品の状態」の入力が求められます。
例えば、ある中古本を1冊出品しているとします。
この商品コンディションは「ほぼ新品」に設定し入庫しました。
しばらくして同じ中古本を入手することができました。
その本も出品したいのですがその本のほうが「ほぼ新品」といえるコンディション。
なので現在出品中のコンディションを「良い」に変更したい…
なんていう場合、一度アマゾン倉庫からお手元に返送しないとコンディションの変更ができません。
こんなケースは頻発しないと思いますが、気をつけておきたい点です。
FBAにするデメリット4:Amazon倉庫に何かしらあった場合配送が滞る
AmazonのFBA倉庫は関東・関西・九州にいくつかあります。
商品を預けている倉庫で何か非常事態があった場合は配送が滞ってしまうことに。
正直自分で配送する際のリスクと変わりませんが、
自分の商品がいまはどのアマゾン倉庫にあるのかくらいは把握しておきたいところです。
出品したい商品の料金プランを確認しよう
出品者として、いかに低コストでどれほどのメリットがあるか。
やはり気になるのはこの点だと思います。
まずはこちらのページで出品したい商品の手数料をチェックしてみることから初めてみましょう!
▼FBAの料金プラン
https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP
出品をご検討の際にはぜひご相談ください。
この記事を書いた人
Yuko
ECモール事業部所属。楽天、アマゾンを経験したのち今はアカウント担当としてクライアント様にコミットしております!
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